この講座の目的は、簿記の知識を増やすことではありません。 予想模試を90分で解いて、70点以上を取ること。それが目的です。
だから、読み終わった時に「全部分かった」と思えなくても構いません。 模試で点が取れれば、それでよいのです。
試験までの勉強は、4つの段階で進めます。
この講座は、1つ目の段階です。 覚えることではなく、「何を、どの順番で、どう解くのか」が分かる状態を作ります。
覚える作業は、2つ目以降の段階に任せます。 ここで暗記しようとしないでください。
単元は、どれも同じ形になっています。
確認問題は、点数のための物ではありません。 間違えた所が、読み直す場所を教えてくれます。
簿記は、見て分かった気になっても、いざ書こうとすると手が止まります。 次の3つを、ぜひやってみてください。
本文の仕訳の例を、読むだけで終わらせず、紙に書いてみます。 「資産が減ったから右」のように、理由を声に出して、1つずつ左右を決めます。
最初は遅くて構いません。 10問ほどやると、理由を言わなくても手が動くようになります。
ネット試験では電卓を使います。 本文の計算の例も、頭の中で済ませず、電卓を叩いて確かめます。
当日と同じ電卓を、勉強の最初から使うと、キーの位置に慣れます。
本文の仕訳の表は、解答を手で隠して、先に自分で切ってみます。 合っているかを確かめるだけでなく、間違えた所に自分の癖が見えます。
分からない言葉が出ても、止まる必要はありません。 本文に「詳しくはNo.xx(後で出ます)」とあれば、その場では一言の意味だけ受け取って、先に進みます。
3級の内容が抜けていると感じたら、No.01〜03に戻ってください。 区分0は、そのために置いています。
この講座は、1級の論点や、出題がまれな細かい論点を、最初から外しています。 「ここをもっと深く知りたい」と思う時があるかもしれませんが、いったんそのまま先に進みます。
合格後に、気になった所を調べれば十分です。 70点を取るために、満点の勉強は要りません。
1日に1単元を目安にします。 難しく感じた単元は、無理に進まず、翌日にもう一度読んで構いません。
1週間ごとの目安は、「全体像と攻略法」の最後にあります。 遅れた時は、第2問・第3問を軽くして、工業簿記と第1問を優先してください。
この講座は、全体をつかむ段階。覚えるのは暗記スライドと1問1答で。読む、解く、間違えたら戻る。仕訳は声に出して左右を決め、計算は電卓で。